証券会社の闇を明かす

刷り続ける…灰になるまで…

総合証券会社の必要性

株式投資において証券会社は、ネット証券や総合証券から選択できるようになっています。
ネットが普及してきた現在では、ネット証券が多くの人に利用されてきています。
現在では、総合証券の利用率が下がってきてしまっています。
今回は、そんな総合証券会社の必要性についてご紹介していきましょう。 

 

総合証券会社とネット証券の違い

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総合証券会社とネット証券は、どちらも証券会社ではありますが両者には少し違いがあります。
ネット証券では店舗がありませんが、総合証券には店舗が存在しています。
総合証券は店舗で経営するため、人件費がかかってしまいます。
そのため、人件費となる取引の手数料がネット証券よりも高めとなっています。
しかし、総合証券会社は対面で会話をしながら投資を進めることができるため、何かあった時に相談しやすくなっているのです。
ただし、ネット証券でもコールセンターに電話して相談に乗ってもらうことはできます。

総合証券会社のメリット

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総合証券会社は対面での取引となるため、株について説明を聞きながら取引が行えます。
取引をする時には担当者が付くことがあり、担当者から情報提供をしてもらうことができます。
大手企業となる野村証券大和証券では、株に関する情報量が多く必要な時に情報を聞き出して役立てられます。
このことにより、情報収集の手間が少し省けるだけでなく、銘柄情報にも詳しくなれるでしょう。
また、担当者から期待できる銘柄を教えてくれることもあります。
投資を始めたばかりの人は、銘柄情報に詳しくはないので総合証券会社で有利となる情報を聞きながら進めると良いでしょう。
初心者でなくても何か困った時は頼りになる存在となるので、総合証券の利用はメリットが多いと言えます。

総合証券会社のデメリット

総合証券にはメリットが多くありますが、デメリットも少なからずあります。
1つ目は、手数料が高いことです。
ネット証券では10万円までの取引となると無料~300円以内に収まる所がほとんどです。
しかし、総合証券では10万円のまでの取引は1000円~1800円ほどの手数料がかかってしまいます。
この手数料は、株の購入時と売却時それぞれに掛かってくるため負担も大きいです。
また、担当者が付くことが大きなデメリットに感じる場合があります。
担当者から株情報や良い銘柄情報を教えてもらえますが、それは担当者がノルマをこなすために仕事をしていることもあります。
そのため、利益がそんなに期待できない銘柄や、会社の方針で勧めなければいけない銘柄を推奨されるケースも出てくるのです。


ネット証券の普及により、総合証券会社の必要性は下がっているように感じるでしょう。
しかし、対面によるサービスは良く、何かあった時に支えになってくれるため、投資家にとっては有難いはずです。
特に投資初心者の方は、総合証券で取引を行う方がメリットが感じられるのでおすすめです。
外資系証券会社でも同じような対面サービスとなるので、利用を考えてみてはいかがでしょうか?