証券会社の闇を明かす

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証券会社とは何を行っている会社なのか?仕事内容について

投資に深く関わってくる証券会社の業務内容などについて、知らない人は多いでしょう。
ましてや証券会社は、店舗体系や企業、日系、外資系などで種類も多く、様々なことで分けることができます。
今回は、日本人の取引が多い日系の証券会社の業務内容についてご紹介していきましょう。

証券会社の業務は主に5つ

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証券会社では、株となる金融商品の販売を行っています。
その金融商品はお金を使って売買され、価値が高いものとして売ると多く儲けることができます。
反対に価値が低いものとして売ると、損をしてしまう可能性が高いのです。
そんな取引が行われている証券会社には、主に5つの業務内容があります。

1、ブローカー業務
2、ディーラー業務
3、アンダーライティング業務
4、セリング業務
5、アセットマネジメント業務

業務の多くはこれらの種類に分けて説明できます。

ブローカー業務

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ブローカー業務では、株を売買していることがブローカー業務に当たり、証券会社はこの仕事を最も多く行っています。
投資家が注文した株を、証券取引所に取り次ぐ形となります。
その時に証券会社は手数料を投資家からもらうことで、ブローカー業務を行えているのです。

ディーラー業務

証券会社は証券取引所から委託された株だけではなく、自社の株を売ることも行います。
このことがディーラー業務と言われていて、出た利益は自社の儲けにすることができます。
証券会社は、資金が大きく自社の株を取引に出すことで株の売買が活発に行われているように見せることができます。
市場の動きが大きくなることでより多くの人が参入しようとなるため、ディーラー業務も非常に重要になっています。

アンダーライティング業務

証券会社は、企業に委託されて株の販売をしています。
しかし、売れ残りがあると証券会社が株を引き取ることになり、証券会社の損失となります。
しかし、アンダーライティング業務として、発行元である企業から手数料をもらうことで損失を最小限にすることができます。
企業側も証券会社が売れ残りでも引き取ってくれるため、確実に株の発行という資金がもらえる仕組みになっています。
このようにして、証券会社にも企業側にもメリットのある仕組みを作っています。

セリング業務

セリング業務では、売買してくれる投資家に対して宣伝することを指します。
証券会社のスタッフが営業となって、多くの株を宣伝することで取引を多くすることができます。

アセットマネジメント業務

アセットマネジメント業務は、資産管理業務という意味になります。
資産管理とは、顧客から資産の運用を任せられることや証券側が顧客に「資産の運用を任せませんか?」というサービスを勧めることです。


証券会社にはいくつかの業務があり、ブローカー業務だけでは上手く成り立たないのです。
様々な業務から、資金を調達することで経営されていて、顧客となる投資者に色々なサービスを行える形になっています。